【FBA納品代行】最もおすすめの方法を具体的に解説します

こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の松井です。

仕入れが増えてきて納品作業時間が増えて、FBA納品代行を検討するときどこの業者がいいか迷いませんか?

特に気になるのが費用面ではないでしょうか。

納品代行で費用がかかって、せっかくamazon物販で増やした利益を減らしたくないですよね。。。

ですが意外と知られていない方法があります。それが障がい者支援施設の就労支援に委託することです。

本記事では、下記の内容を中心にお伝えしていきます。

  • FBA納品代行は障がい者支援施設が最もおすすめな理由
  • あなたの最寄りで障がい者支援施設を探す方法
  • 具体的な手順

 

お読みいただければあなたもすぐに見つけることができるようになりますので、ぜひ最後までお読みいただき今後の物販に活かせていただければ幸いです。

 

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そもそもFBA納品代行とは?

それではまずFBA納品代行の概要についてご説明します。

FBA納品までの一連の納品作業を代行してくれる

書いて字の如くですが、FBA納品代行は発注した商品が到着してからFBA納品までの一連の作業を、自分の代わりに全て代行して作業していただくことです。

【商品到着】
納品代行業者に仕入れた商品を自宅から発送する、もしくは仕入れた商品の届け先をあらかじめ納品代行業者宛てにして送るようにしましょう。
後者の方が楽ですし自宅→納品代行業者までの運送費もかかりませんのでおすすめです。

【検品】
商品に破損などがないか、発注した商品・数量が正しく届いているかの確認をしてもらいます。

【商品ラベル貼り】
ASINのバーコードが印字された商品ラベルを1つ1つ納品する商品に貼りつける作業です。セット商品がある場合はセット組みも行ってもらいましょう。

【梱包・納品ラベル貼り】
商品ラベル貼りが完了したらFBA納品の段ボールに梱包し、納品ラベルを貼りつける作業です。

【FBA納品】
FBA倉庫に納品します。運送会社への集荷も納品代行業者がしてくれます。

FBA納品代行を利用することで自分の時間を生み出せる

FBAへの納品作業は時間がかかります。

ものによりけりですが、1つの納品プランで3~4時間は時間を取られてしまいます。仕入れの量が増えて、週に3つも4つも納品プランを作成するようになると、週に10~15時間は必要になります。

納品代行業者に外注できれば、その時間をリサーチや仕入れに回せることになりますので、それだけ利益アップに繋げることができます。

納品代行手数料や作業費など費用は発生する

とはいえ、外注して納品作業を代行していただくので、当然費用も発生します。

お願いする納品代行業者によってまちまちですが、専門業者だと毎月3~5万円は最低でも発生すると考えておきましょう。

そのためまだ商品登録数や仕入れが少なく、納品作業をする回数も少ない場合は利益がまだ上がっていない場合がほとんどかと思いますので、利益が10万円前後を超えてから検討するといいでしょう。

 

【最もおすすめ】最寄りの障がい者支援施設に委託する

FBA納品代行についての概要をお伝えしましたが、ここからはおすすめの納品代行業者を紹介していきます。

最もおすすめの方法が、ご自宅近くの障がい者支援施設の就労支援に委託することです。

FBA納品代行を専門で行っている業者も数多くある中で、なぜ障がい者支援施設がおすすめなのか、その理由を解説していきます。

おすすめ理由①:低コストで委託できる

一番の理由は非常に低コストでFBA納品代行を委託できることです。

多くの専門業者は、委託するだけで初期費用・月額費用がかかりますが、障がい者支援施設は不要です。

また商品1個あたりにかかる費用も障がい者支援施設の方が安いです。概算ですが下記比較表のようなイメージです。

項目 専門業者 障がい者支援施設
初期費用 約3,000~5,000円 なし
月額費用 約3,000~5,000円 なし
単価 約30~50円 5~10円

 

具体的例として、FBA納品代行の老舗・サポートBBと比較してみましょう。

サポートBBの初期費用・月額費用と発送代行費用は下記の通りです。

※サポートBB・FBA納品代行サービス料金案内より抜粋

1ケース30個商品を梱包すると、28円/1商品となります。

  • FBA代行手数料300円÷30=10円
  • 商品ラベル貼り18円

仮に1か月間で500点FBA納品代行してもらったとすると、

費用差額

サポートBB:月額費用2,480円+28円×500点=16,480円

障がい者支援施設:5円×500点=2,500円

差額:13,980円

こんなに差が出てきます。さらにセット品や袋詰め作業などのオプションが発生すると、1商品あたり追加で30円費用がかかりますし、また物量が増えるほどその差は開いていきます。

このように障がい者支援施設は、ものすごい低コストでFBA納品代行を委託できます。

おすすめ理由②:通える距離で様子見もできる

障がい者支援施設は各地域にあります。探し方は次章で紹介しますが、あなたの自宅の近くにもあるかと思います。

家から通える距離にあると、何かトラブルがあったりミスがあったりしてもすぐに駆けつけることができます。

商品の様子を見に行くこともできますし、委託先が近いことは大きなメリットです。

おすすめ理由③:社会福祉貢献にも繋がる

そもそも障がい者支援施設の就労支援は、障がい者の方の雇用を創出する目的があります。利益のためではありません。

そこに仕事を委託することは、先方の目的と合致しますし広義の意味で社会貢献に繋がります。

実際銀行へ融資の相談をするときに、銀行側へ「障がい者支援施設に納品作業を委託しています」と話すと、好印象を与えて融資を受けやすくする効果もあります。

そういった自身の利益のためだけでなく、社会貢献に繋がる委託先が障がい者支援施設なのです。

最寄りで障がい者支援施設を探す方法

そういったメリットの多い障がい者支援施設へのFBA納品代行委託ですが、探し方も難しくありません。

順序としては下記の通りです。

  1. WAMNET(ワムネット)のトップページを開く
  2. 「障がい者福祉」をクリック
  3. 「障害福祉サービス等情報検索」をクリック
  4. あなたの所在地を都道府県→市町村を選択
  5. 「サービスを選択」で就労継続支援A型、B型の2つを選択
  6. 地域の施設一覧がマップと共にでる

 

具体的には下記の動画で詳細を解説していますので、合わせてご確認ください。

 

複数の施設が出て迷うときは、ホームページなどを確認していい印象のところから連絡していきましょう。

施設によっては断られることもありますので、複数の施設にアタックして一度面談し、amazonの納品作業を依頼したいことをお話しします。

お話しするときは実際に商品やラベルを持参し、「こんな感じで商品にラベルは貼って、ダンボールにまとめて発送してほしい」ということを実演しながらやると、先方も具体的に理解いただけやすいです。

ネット検索で「FBA納品 障がい者支援施設」などで検索すると、おりおんFBAなど専門で行っている施設も出てきますが、専門業者と同じような料金設定になっています。
あまりメリットがありませんので自分で最寄りの施設を探す方が圧倒的におすすめです。

障がい者支援施設に納品代行してもらうときの具体的な手順

委託する施設が決まったら、まずは少量でテスト納品してみましょう。

具体的な手順としては、下記の通りです。

  1. 自分で納品プランを作成する
  2. 納品プランの分の商品ラベルと納品ラベルをPDFで施設にチャットワークで送る
  3. 納品プランの商品リストをスプレッドシートなどで共有する
    (セット組などがある場合はそのスプレッドシートで指示する欄を作っておく)
  4. 商品ラベルを貼ってダンボールに梱包、完了したら納品ラベルを貼ってもらう
  5. 自身で運送業者を手配する

 

自身で納品プランを作成し運送業者も手配しますので、配送料金の安いヤマトパートナーキャリアも利用できます。

ヤマトパートナーキャリアを利用する場合は運送料金は自分持ちになりますので、施設側で手配いただくこともできます。

ヤマトパートナーキャリアについての詳細を知りたい方は、下記の記事を合わせてお読みください。

【おすすめ】FBAパートナーキャリアでお得に納品|料金、利用条件と納品方法は?

 

始めは実際に訪問し、一緒に作業すると教えやすいです。

また施設とのやり取りはチャットワークとGoogleスプレッドシートがおすすめです。

もちろんLINEやExcelでも構いませんが、チャットワークはPDFの添付が簡単で使いやすいですし、スプレッドシートはお互い編集ができて一度URLで共有すれば毎回データの添付が不要なのでExcelより使いやすいです。

 

【手早く外注するなら】専門のFBA納品代行業者に委託する

障がい者支援施設に委託する場合、始めのうちはやり方を教えたりテストして様子を見たりする必要があります。

それが面倒で、コストがかかることも問題ない場合は、専門のFBA納品代行業者に依頼する方法もあります。

主な納品代行業者は下記の通りです。

 

専門業者だけあって、何れの業者もFBA納品に精通していますので、FBA納品ルールに則って作業してくれます。

ただ2章でも記載した通り、障がい者支援施設に比べ費用は3倍以上かかってきます。

 

FBA納品代行を検討するときの7つの注意点

ここからはFBA納品代行を依頼するときの注意点を3つお伝えしていきます。

「ただ楽したいから」ではダメ

FBA納品代行を検討する場合は、「今の自分に必要かどうか?」を考えて判断しましょう。

まだ始めたてで仕入れも少ないのに納品作業を代行しても、費用がかかって利益がなくなるだけです。

  • いつまでに・いくらの利益を達成したいのか
  • そのためには月のリサーチが何件必要か・仕入れが何点必要か
  • そのために必要な時間は確保できるのか
  • できないから納品作業を代行してもらってその時間をリサーチ時間にあてよう

 

上記のように目標から逆算して、納品代行を導入する必要があると判断すれば検討してみましょう。

ただ楽したいから、ではうまくいきませんので注意してください。

依頼内容を正確に伝えないと間違えられることがある

納品代行業者には依頼内容を正確に伝えることが重要です。

  • 同じ商品を50個仕入れたときに、単品で20、2個セット×15で分けたい場合
  • OPP袋に入れてほしい場合

 

このように納品してほしい内容をしっかり伝えるようにしましょう。

「リストだけ送れば勝手にやってくれるだろう」というのは、依頼する側の怠慢です。

これを怠ると、間違った内容で作業されてしまい、最悪納品不備になってFBA倉庫から返送されてしまいます。

繁忙期にはFBA納品が遅れることもあるため早めの納品を心がける

障がい者支援施設は、もともと別の仕事をしていることが多く、そちらの仕事が忙しい時期があるとどうしても納品作業のスピードが遅くなることがあります。

専門のFBA納品代行業者でも、長期連休前などで普段より多くの荷物が集まって、同じく納品作業が遅くなることがあります。

場合によっては10日前後遅れることもありますので、あらかじめ繁忙期の予定を聞いておきそのタイミングには可能な限り納品作業が起こらないように早めの納品をしてもらうなどの対策をしていきましょう。

【専門業者の場合】料金が考えていたよりも高くなることがある

2章でも簡単に触れましたが、FBA納品代行業者の料金設定はオプションが細かく設定されています。例えばサポートBBでは下記のようになっています。

※サポートBB・FBA納品代行サービス料金案内より抜粋

 

セット品であれば2点セット・3点セットとセットの点数が多くなるにつれて追加で料金が取られますし、袋詰めにするのも別料金がかかります。

そのため深く考えずに委託してしまうと、送料を除いても商品1点あたり100円を超えてしまうこともありますので注意が必要です。

【専門業者の場合】請求書を捨てられる

メーカーや卸・問屋から仕入れしている場合、請求書が同梱されています。

請求書は決算のために保管しておく必要がありますし、amazonや購入者から真贋調査などが入った場合どこから仕入れているかの証明になります。

必ず保管する必要がありますが、FBA納品代行業者に何も伝えていない場合捨てられてしまうことが実際にあります。

そうならないためにも、下記のように先に対処しておく必要があります。

  • 仕入れ先に発注したときに請求書だけ自宅に送ってもらうようにする
  • FBA納品代行業者に必ず保管してもらい、1か月分まとめて送ってもらう

【専門業者の場合】商品が紛失することもある

FBA納品代行を専門で行っている業者は、多くの出品者から納品代行業務を請け負っています。

そのため日々様々な方から多くの荷物を請け負っており、ごちゃごちゃになって紛失されてしまうことがあります。

「そんなFBA納品代行専門で請け負ってるのに無責任なことないでしょ」と思うかもしれませんが、残念ながら事実として定期的に発生します。

中には月間50個以上紛失され、「どうなってるんですか!」と代行業者の事務所に伺った知り合いもいます(苦笑)。

2章で紹介した自宅近くで障がい者支援施設を探す場合は、委託しているのは自分だけですのでそうそう起こりえないですが、専門業者に委託する場合はそういったこともある、ということは頭に入れておく必要があります。

【専門業者の場合】160サイズの大きなダンボールに少量だけ入れて運送費が高くなることもある

これも実際の体験談ですが、FBA納品代行の専門業者に委託していて「やたら高いな…」と感じたときに、詳細を確認してみると、160サイズの段ボールに小さな商品が10個だけ入って納品されていた、なんてこともありました。

半分の80サイズでも充分に入るにもかかわらず、あえてスッカスカの状態で納品され、ケース代や運送費が高くついていたのです。

このような事態を防ぐために、下記の点を事前に伝えておきましょう。

  • 160サイズにギリギリまで納品してもらうこと
  • 明細を確認して疑問点があれば問い合わせさせてもらうこと

 

FBA納品代行は長く付き合えて信頼を構築できる委託先がベスト

1章で記載した通り、FBA納品代行は売上が増えて商品取扱量が増えてくるとどうしても必要になってきます。

amazon物販を続けていくうえで、それは避けて通れないですし売上を伸ばし続ければ重要度も増していきます。

そのため出来る限り長くお付き合いできて、融通も聞いてもらえるような信頼関係が大切になってきます。

  • 自分だけの荷物を扱ってもらえて
  • 自宅からも通えて何かあっても駆けつけられて
  • 費用も抑えられる

 

こんな委託先に長くお願いできれば最高ではないでしょうか。

その関係を構築できるのは、やはり障がい者支援施設ですよね。

始めは申し込めばOKで楽な専門業者に委託してもいいですが、将来的には障がい者支援施設の委託先を探すことが間違いなくベストです。

 

最後に

本日はFBA納品代行についての概要と、おすすめの障がい者支援施設に委託する内容を中心にお伝えしてきました。

FBA納品代行は納品作業時間を浮かせて自分の時間を生み出せますので、リサーチや仕入れのの時間を増やしたい・利益を増やしていきたい方はぜひ検討してみてください。

その中でも障がい者支援施設は費用を抑えられますし、自宅から近くの場所で見つけることも可能でおすすめです。少しでも興味を持った方は、本記事でお伝えした内容でチャレンジしてみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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ABOUT US

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松井健輔EC STARs Lab 個別サポート講師&CS部門責任者
1983年生まれ、2023年現在40歳、既婚者(オタクの嫁)。

会社員勤めの中、2019年からamazon物販を副業で開始。
電脳せどりで月利40万を達成するも、リサーチ地獄やamazonアカウント停止の危機に。
せどり・転売の先行きに不安が増し、メーカー取引にステップアップすべく2020年にEC STARs Labに参加、メーカー取引を開始する。
コンサル期間の1年で月利50万円を達成し独立を果たす。

現在は明るく前向きな性格と人柄を買われ、EC STARs Labのコンサルサポート講師に就任、月利30~100万円以上の成果を上げるコンサル生を多数輩出している。
また自身の経験をもとに「メーカー取引×amazon物販」の良さをブログで情報発信したり、EC STARs Lab会員サイトのリニューアルなど、コンサル生がより成果を上げやすい仕組み作りにも取り組んでいる。
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