こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
「転売は違法でしょ?」と思っている人って多いですよね。
でも実は、転売は合法なのです。
ただ、きちんとした知識を持っていないと違法になってしまう商品もあります。
逮捕にもなってしま場合もありますので、本日は、違法になってしまうケースなどを交えて正しい転売でのオススメの方法をお伝えしていきます。

目次
そもそも転売とは何か

これを読んでいるあなたは、そもそも転売がどういう行為なのかご存知でしょうか?
詳しいことはWikipediaをお読みいただきたいのですが、簡単に言うと、「一方から安く仕入れて、もう一方へ高く売る行為」のことです。
「一方から安く仕入れて、もう一方へ高く売る」商売って世の中にたくさんありますよね?
例えばコンビニや、スーパーマーケット、ホームセンターなどの小売店と呼ばれるお店は、卸業者さんから安く仕入れて、利益をのせて一般消費者へ高く売っています。
つまり、コンビニなどが行っていることも一種の転売になりますので、転売自体が悪いことではないのです。
ということで、
転売 = 違法ではない
になります。
転売はどうして悪いイメージがついたのか
昨今の報道をみていると、転売はとてもイメージが悪いですよね?
このイメージの悪さは、転売に関わる一部の人たちが非常にマナーの悪い転売を行うことで、世間から注目を浴びてしまい、あたかも転売が違法であるかのような認識が植え付けられてしまっているのだと私は考えています。
店舗に行って、お店の中を我が物顔で居座りリサーチしまくったり、他のお客様に迷惑をかけたり、法律で転売を禁止されているマスクやチケットを高額転売して逮捕者が出たりしたことで、転売に対する世間の目が厳しくなってきたのでしょう。
転売と似たような言葉として、せどりという言葉があります。
せどりは転売と呼び名が違うだけで、「安く仕入れて、高く売る」という手法は、何ら変わりません。
ニュアンス的な違いはあるにせよ、その仕組み自体は同じなのです。
なので、「せどり」というワードが出てきたら「転売のことなんだな」と思っていただいて大丈夫です。
転売が違法(=逮捕)になるケースも

転売自体は違法ではありませんが、商品によっては転売が違法になるケースがあります。
マスクの転売
マスクは一部の転売ヤーが買い占め、高値で売り、価格が高騰してしまったのが原因で法律の改正がされました。
しかしながら、違法なのにマスクの転売を続ける人たちがいたのです。
その結果、以下のような事件になりました。
こちらの朝日新聞の報道によると、マスクの高額転売で、三重県警が被疑者を拘束することはなかった(逮捕まではされなかった)ようですが、検察官送致(いわゆる書類送検)はされてしまいました。
法改正後、刑事事件として全国で初めて立件された事件でしたので、大きく報道されましたね。
その後、ついには全国初の逮捕者もでてしまいました。
ここまでくるともはや、知らなかったわけではなくて、犯罪である事を認識した上で「まさか捕まることはないだろう」と鷹を括っていたのではないのかと思います。
現在では、マスクの転売を禁止する法律は解除になっています。
チケットの転売
「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(略称:チケット不正転売禁止法)という法律で禁止されています。
これもマスクの例と同じで、ダフ屋と呼ばれる人たちが、チケットを買い占め、高値で販売したことで、本当に行きたい人たちがいけない状況を作り出してしまった状況を変えるために法律の改正となりました。
マスクの時と流れは同じですね。
以下の記事のチケットの転売は、執行猶予こそ付いたものの、裁判で有罪判決を受けています。
有罪でなくとも、事件になってしまうと本名が新聞にも出てしまいます。
社会的な制裁は大きいですよね。
タバコの転売
タバコは、「たばこ事業法」にのっとって販売がされます。
販売は許可制なので、許可を得ていない状態で販売をしてしまうのは違法になります。
輸入したタバコも同様に許可なく転売はできません。
お酒の転売
お酒は「酒税法」によって管理されています。
そして、販売(転売)には許可が必要です。
ただし、自分用に購入したお酒が不要になったり、もらったお酒が不要になったりした場合は転売ができます。
医薬品の販売
医薬品の転売は、医薬品医療機器等法に違反してしまいますので違法です。
もちろん、許可も必要ですし商品の保管場所も厳しく決められています。
風邪薬や胃薬など、誰が見ても「薬」と認識できるものから、「これが薬扱いなの?」と思うような商品もあります。
コロナ禍において、「イソジンなどのうがい薬の転売は違法です!」とニュースで伝えられたのを聞いた方もいらっしゃると思います。
また、海外では普通に売られている成分が日本では「薬」として認定されている物もありますので注意が必要です。
中古品の転売
古物営業法という法律には、古物を業とする者は許可を必要とする旨が決められています。
なので、中古品の転売も許可が必要です。
無許可は違法です。
「無許可でやってもバレないんじゃない?」
そう思ったとしたら、今すぐその考えは改めた方がいいです。
中古漁船を無許可で海外に販売したとのことで、書類送検がされたケースもあります。
このように、一度、一般市場へ流通した物を扱う「古物商」は、盗品をはじめとした、あらゆる犯罪に使用されるケースが想定されます。
だからこそ、操作の際にその流通経路を特定しやすくするために、許可している背景があります。
また、この法律の怖いところは、一見、新品未開封品と見えても、実は、法律上は「古物」に該当して違法になってしてしまう事があるのです。
加えて、ヤフオクやメルカリなどの直接顔を合わせない取引の場合、本人限定受取郵便などを送付して本人確認を行わなければならず、とても面倒な手続きを要します。
古物商については「せどりに古物商の許可は必要なの?古物商の許可が必要な条件とは?」 にも記載しています。
以上は転売禁止商品の一部の紹介でしたが、このように違法になる転売もあるので、正しい知識を身につけておく事が大切です。
古物商の許可は一般の人でもとりやすいものですが、他のタバコなどの商品を転売することはやめたほうがいいでしょう。

amazonの規約違反は最悪アカウントの閉鎖
違法転売に関してはご理解いただけたかと思いますが、amazonを転売商品の販売先とする場合の出品規約はどうなのかを見ていきましょう。
上記にあるように、amazonの規約では、個人から仕入れた商品を新品として転売できません。
また、メーカーの保証がつくような商品は、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証を得られない場合は、新品として出品することができません。
このメーカーの保証がつくような商品と言うのは、家電のような、もし故障が起きたら一年間は保証しますよと言うような商品のことです。
この保証の対応が、少し難しいですよね。
例えば店舗せどりの場合、ヤマダ電機に行って転売商品を探したところ、安く仕入れられるドライヤーが見つかったとします。
このドライヤーは、店舗で購入した時点で保証期間が始まってしまいますよね。
そうなると、このドライヤーをamazonで新品として販売した場合、すでに保証期間が始まっているものを販売することになってしまいます。
違法ではありませんが、保証期間が始まっているドライヤーを強行出品すると規約違反になりますので、最悪、アカウント閉鎖の措置が待っています・・・。

amazonは2017年9月12日に、「コンディション・ガイドライン」と呼ばれる出品規約を変更しました。
これはamazonを転売品の販売先にしている人たちに対して、amazonが厳しい姿勢で臨んだ規約の変更の始まりでした。
保証が受けられない商品の販売行為などは、お客様からamazonへの不信につながるため、amazonとしても対策を取らざるを得なくなったのでしょう。
そして、今後こういった転売屋の追い出し作戦は、より厳しくなるだろうと私は推測しています。
「違法じゃないからいいだろう」「出品者が多いからバレないだろう」と規約違反を出品することはやめてくださいね。
最悪の場合ですとアカウント閉鎖という措置が取られることもあります。
アカウントの一次停止であっても、解除がされるまでの期間の売上代金の支払いは保留になります。
アカウント閉鎖になった場合は、売上金の没収ということもあり得ます。
万が一にも、売上金が入金されない事態になったらキャッシュは止まり、あとは倒産を待つだけ・・・。
特に、クレジットカードを利用して、仕入れをしている場合は地獄が待っていますよね。
キャッシュが回らないとなぜ危険なのかや、クレジットカードを使った転売商品の仕入れについては下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
店舗せどりや電脳せどりと呼ばれるような転売方法は、法律違反ではありませんが、販売サイトでの規約をきちんと理解した上で行うようにしましょう。
転売から卒業し、違法行為と無縁なビジネスを!
転売からの卒業と言われると、何が考えられるでしょうか?
私が思う「転売からの卒業」とは、メーカーとの直接の取引のことを指しています。
詳しく説明している動画がありますので、是非参考にしてみて下さいね。
メーカーから直接仕入れをすることができるのであれば、正規販売店になります。
一般的「違法」と思われる拳銃や麻薬を売っていない限り、犯罪に巻き込まれることもないでしょう。
そして、保証はお客様があなたの店から購入した時にスタートします。
amazonでの新品商品の転売に関する規約違反の心配をする必要がないということですね^^
また流通経路で考えたときに、問屋を挟まずメーカーから直接仕入れるということは、一番安く商品を仕入れることができるとも言えます。
「安く仕入れて高く売る」のは物販の基本中の基本です。
たとえ、価格競争で値が下がったとしても一番安く仕入れていたら、ただの転売よりも利益を生むことができるというのは容易に想像がつきますよね。
だから私は、直接メーカーと取引する事を強くオススメしているのです。
もちろん副業であってもメーカー取引は可能です。
こちらの「コンサルティング(お客様の声)」のページには、コンサルを受けてくれたコンサル生の声が載っています。
元々、転売をしていた人もいるので参考にしてくださいね。

最後に
本日は、転売とはどんな行為なのか、違法になるケース、転売に関するamazonの規約、法律や規約を気にしないためのメーカー取引などについてお話させていただきました。
決して転売は違法ではありません。
しかしながら、違法になる転売があることも事実です。
もし、あなたが転売を副業として検討をしている中で「転売をやるのが不安」となったなら、このような不安が解消されるメーカー取引も是非検討してみてください。
きっとあなたの不安を取り除いてくれることでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
こちらの記事もオススメです。
メーカー取引について興味を持った方は、是非私の本も読んでみてください^^
無料試し読みキャンペーンは、こちら
amazonからのご購入は、こちら
メールマガジン登録は、こちら
(過去の有料メーカー取引セミナーの動画をプレゼント中!)
LINE@の友達追加は、こちら
(amazonでの稼ぎを飛躍する17個の特典プレゼント中^^)


最新情報をお届けします
Twitter で中村裕紀をフォローしよう!
Follow @nakamura0317275
コメントを残す