こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
せどりに限らず、自分で副業やビジネスをしようと思った時に気になるのが「利益率」ですよね。
本日は、せどりとメーカー取引の利益率の違いを説明し、利益率を上げるにはどのようなことをすべきかも説明しています。
是非、最後までお読みいただき、利益率を上げるなどあなたのビジネスに役立ててくださいね^^
目次
どんなビジネスでも気にしなければならない「利益率」とは?

利益率の計算は、とても大切です。
なぜなら、どんなに売上が良くても、ちゃんとした利益を出すことができなければ、ビジネスとして成り立たないからです。
利益率を理解すると自然に「利益率を上げる!」が目標になってきます。
せどりとメーカー取引の利益率を比較する前に、利益率の計算方法について、少し説明しますね。
利益率の計算方法
「利益÷販売価格×100」が利益率の計算方法です。
ここで問題です。
●商品A
販売価格10,000円 利益2,000円
●商品B
販売価格20,000円 利益3,000円
2つの商品のうち、あなたはどちらの商品を取り扱いたいですか?
利益額だけを見るなら、商品Bの方が、より多くの利益を得られそうですよね。
では、2つの商品の利益率を計算してみましょう。
●商品A
2,000円÷10,000円×100=20%
●商品B
3,000円÷20,000円×100=15%
いかがでしょうか?
実際に利益率を計算してみると、実は商品Aの方が効率よく稼げる商品だったことが分かります。
利益率を上げる=効率よく稼ぐ でもありますから、計算は大切です。
ちなみに、利益額とは、売上から仕入原価や諸費用を引いた残りを指します。
売上 ― 仕入 ― 諸経費 = 利益額
こういった利益額や利益率の計算は、せどりをするなら絶対的に大切な部分なので、覚えておきましょう。

開始1年目の利益率は?

それでは、実際に「せどりの利益率」と「メーカー取引の利益率」を比較していこうと思います。
タイトル「開始1年目の利益率は?」をお読みになって「1年目?2年目とは違うの?」と思われたかもしれません。
継続年数によって経験値がたまってきますので、まずは1年目だけをご説明します。
きっと今はピンとこなくて「???」な方も多いと思いますが、読み進めていくにつれて、「そういうことかー」と納得できるはずです。
せどりの利益率(1年目)
【せどり1年目の利益率の相場】
・新品せどり10%~15%
・中古せどり40%~50%
なんだか、新品と中古の利益率にすごく差がありますよね?
理由は、中古せどりは、ライバルがなかなか手に入れられない「掘り出し物」を扱うからです。
ただ、中古せどりは利益率こそいいですが、一点物である可能性も高く、継続的に利益を得続けたり、利益率を上げることは難しいです。
そして、中古である特性上、商品ページに商品の状態や写真等を詳細に記す必要があり、これを怠ってしまうと売れにくくなります。
これらの手間を考えると、時間単価として中古せどりは決して良いビジネスではないことが分かります。
メーカー取引の利益率(1年目)
中古せどりに対して、メーカー取引の利益率はどのくらいか見てみましょう。
【メーカー取引1年目の利益率の相場】
10%~15%
ピンときたあなたは冴えています!
新品せどりと同じぐらいの利益率ですよね。
それなら、せどりとメーカー取引の利益率をわざわざ比較しなくてもいいやん!というツッコミをもらいそうですが…面白いのは、ここからです^^

開始2年目以降のそれぞれの利益率は?

せどりの利益率(2年目以降)
せどりに限らず、物販をしているとどんどん目利きになってきて利益の出る商品を見つけやすくなります。
作業に慣れて効率的に行動することができるようになるので当然ですよね^^
ですが、だからといって利益率が上がるわけではありません。
【せどり2年目以降の利益率】
・新品せどり 10%~15%
・中古せどり 40%~50%
1年目と変わりませんね。
それどころか、個人的には1年目より利益が出なくなる可能性すらあると思っています。
その理由は、このブログでも何度もお伝えしていますが、「ライバルの参入が多いから」です。
最初は利益の出ていた商品でも、ライバルがたくさん参入してくると、販売スピードが落ちます。
みんな在庫をどうにかしたくて、どうしても価格を下げてでも売ってきます。
そのため、個人的には、「せどりの利益率は年々、不安定になるのではないか・・・」と思っています。
メーカー取引の利益率(2年目以降)
せどり2年目以降に対して、メーカー取引の2年目以降の利益率はどうでしょうか?
実は、メーカー取引の利益率は、読めないのが本音です。
これは後ろ向きな話ではなく、メーカーに交渉して卸値を下げてもったり、メーカーからamazonの独占販売を任せられるまでになったりすることで利益率を上げることができる=利益率が未知数 だからです。
もちろん、メーカー取引でも利益率が下がる可能性は全くゼロではありませんが、一般的には徐々に利益率を上げることができるのが、メーカー取引です。
間違いなく言えることは、メーカー取引はせどりよりも利益率が安定していて、堅実なビジネスだということです。
長期的な利益率は「メーカー取引>せどり」になる可能性がとても高いといえます。


利益率を上げる方法
せどりとメーカー取引で、具体的にどうしたら利益率を上げることができるのかみてみましょう。
作業量を多くする
利益率を上げるために、一番てっとり早い方法が「作業量を多くする」ことです。
誰よりも商品リサーチをして、ライバルが目をつけていない商品を見つけることが大切です。
ライバルが多くなると、たちまち利益が出なくなってしまうので、誰よりも早くライバルが少なくて利益が出る商品をみつけることで、利益率を上げることができます。
せどりで利益率を上げる方法は、おそらく「作業量を多くする」以外にないでしょう。
そのため、せどりでは「行動力」がとても大切になってきます。
そして、その「行動力」を「継続する力」も大切です。
相手の立場に立って考える

利益率は、どうしても気になってしまうポイントではありますが、そればかりを追い求めていては成功できません。
ビジネスをする上で、利益率と同じくらい、もしかしたらそれ以上に大切なことがあります。
それは「相手の立場に立って考える。」ということです。
世の中には便利なサービスがたくさんありますが、その経営者が利益のことだけ考えて行動していたらどうでしょうか?
きっとその会社は一時的に利益を出すことはできても、長続きしないでしょう。
健全な経営をし、「顧客の立場に立ってサービスを考えた」結果、とても大きな利益を生み出すということが多々あります。
物販でも同じことです。
amazonで販売する場合は、お客様と直接やりとりすることがないため、「顧客の立場に立ってサービスを考える」ことは見落としがちです。
でも、「顧客」を「仕入先」に置き換えたらどうでしょうか?
「仕入先の立場に立ってサービスを考えた」結果、とても良いことが自分にも訪れそうな気がしませんか?
具体的に言うと、メーカー(仕入先)はamazon物販に詳しくない人が多く、amazonで販売することに対してメーカー特有の悩みを持っていることが多いです。
せどりでもメーカー取引でも、amazonで物販をしている私達には、その知識がありますよね?
その知識を活かして、メーカーの悩みを一緒に解決していくことで、メーカーとの信頼関係を築くことができます。
その結果、私達のビジネスがどう伸びていくのか・・・これは、もう言わなくてもわかると思います。
残念ながら、せどりは手軽な反面、仕入先とこういった信頼関係を築くことはできません。
是非、利益率を追い求めるだけでなく、相手の立場に立って行動することも検討してみてください。
それが、利益率が上がるきっかけになることもありますよ^^

最後に
本日は、せどりとメーカー取引について、1年目の利益率と2年目以降のそれぞれの利益率の説明をさせていただきました。
利益率を上げることが「できる」手法と「難しい」手法があることがご理解いただけましたでしょうか?
物販始めたての方や、これから始める方なら、せどり・メーカー取引どちらでもいいと思います。
きっと、どちらを選んでも、貴重な物販の経験を積むことができるはずです。
でも、もしあなたが長期的なビジネスを考えているのなら…。
是非、メーカー取引に挑戦してみてください!
相手の立場に立って行動するのも、とても楽しいですよ^^
メーカー取引について興味を持った方は、是非私の本も読んでみてください^^
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