こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
本日は、amazon転売(せどり)ビジネスを続けるにあたって訪れる可能性がある「壁」についてお話します。
転売(せどり)ビジネスを続ける以外の選択肢についてを今のうちに知っておくことで、ブレずにamazon物販ビジネスを進めていけるはずです。
個人的に最もおすすめな方法は、転売(せどり)からメーカー仕入れにステップアップすることです。
その点についてもお話ししていきますので、ご参考になれば幸いです^^
目次
単純転売(せどり)の次のステージであるamazon物販ビジネスとは?
冒頭でamazonを使った物販ビジネスには様々な手法があることをお伝えしましたが、どの手法にも目指すべき最高の形があります。
amazon転売(せどり)の次のステージとして考えられるのは、以下の通りです。
- 転売(せどり)⇒国内・海外メーカー仕入れ⇒日本amazonでの独占販売・小売店への卸
- 転売(せどり)⇒予約転売。
上記が最終形態となるわけですが、手法別に詳しく見ていきましょう。
amazon国内・海外メーカー仕入れ⇒独占販売
まずはamazon転売(せどり)を卒業して、メーカー仕入れにステップアップして、さらに日本での販売をメーカーに任せてもらうというステップです。
個人的には、これが本当の理想形かと思っています。
単純転売(せどり)はすぐにライバルに相乗りされる
国内外に関わらず、転売(せどり)では、あなたがリサーチをして仕入れる商品というのは、ライバルも同じように仕入れることができる商品です。
あなただけが特別に仕入れることができたわけではないはずです。
運よく商品ページに現状ライバルがいなくても、誰でも手に入れる商品ならば、いずれは必ず相乗りされてしまいます。
なので、「差別化をはかるために転売(せどり)ではなく、メーカーから直接仕入れをしましょう」というのが今のamazon物販の最も成功する流れになっています。
メーカー仕入れはライバルとの過当競争を防ぐことが可能
メーカー仕入れについても、単純転売(せどり)と同様、最近はライバルが増えてきた印象があります。
ただ、メーカー仕入れはライバルが増えたとは言え、単純転売(せどり)では不可能なライバルとの差別化ができるので、利益と時間のゆとりが全然違います。
メーカー仕入れの中の商品で、1つでも売れ筋商品を独占販売することができれば、ライバルはいなくなり価格競争がなくなるので長期的に利益が安定します。
独占販売といっても最初はamazonの部分独占ですが、そんな商品がいくつかあれば、がむしゃらにリサーチをする必要もなくなり、扱う商品点数を絞って管理を簡単にできます。
amazonのFBAを使っている場合でも、商品点数が減ればamazonの倉庫へ納品するのは、リピート発注した時にドンと納品するだけになります。
単純転売(せどり)のようなリサーチ地獄から解放され、時間や体力に十分なゆとりを持てるようになるはずです。
メーカー仕入れをきっかけに完全独占販売が理想
メーカー仕入れでメーカーと信頼関係を構築すれば、販売者の限定化やamazon部分独占だけでなく、完全独占販売をさせてもらえることもあり得ます。
これは、あなたがメーカーに変わってamazonだけでなく、小売店に商品を卸すことを任せてもらえるという事です。
小売店から注文が入った時だけにメーカーから仕入れれば良いので、amazonで売らなくても利益を安定して出す事もできるのです^^
まさに理想の最終形態と言えるのではないでしょうか?
下記の動画でも詳細についてお話ししていますので、興味のある方はご覧になってみてください^^
(長い動画ですので、お時間がない方は2:06:00~見てみてください)
amazon単純転売(せどり)⇒予約転売
予約転売とは、メーカーから新発売される商品の予約が始まった時点で大量に予約購入をして販売をする方法です。
amazonでは新商品の発売前から予約を取ることができるので、このシステムを狙った販売方法です。
予約転売の具体的な仕組み
予約転売の仕組みについて簡単に説明します。
発売前に仕入れた商品は、人気であればすぐに予約の段階でプレミア価格になります。
通常お客様としてはメーカーから直接予約を取りたいはずですが、すでにメーカーの在庫がなくなってしまえば、多少販売価格が高くても他のサイトから購入します。
転売(せどり)のベテランになりますと、経験でプレミアになる新商品を見抜くことができます。
予約の段階であるにも関わらず、ある程度の利益を予想する事ができて、何個売れるかも把握できます。
以下のような流れで予約します。
メーカーが予約を開始。その日に100個予約。
↓
amazonで予約出品作業。お客様からの予約で100個販売。
どうでしょうか?
商品が手元にない発売前のこの段階で販売個数と利益が確定してしまいます。
商品代金をメーカーに支払うタイミングは、商品が発売されてからなので、実質無在庫でかなりの利益を出せるようになるのです。
しかも、仮にアマゾンでお客様からの予約が90個だったとしても、売れ残った10個をキャンセルできるノウハウまで存在します。
予約転売はメリットも大きいがデメリットも大きい
予約転売は、実質的な無在庫転売になるので、以下のように心配している方もいるのではないでしょか?
「無在庫転売って、amazonの規約にひっかかるんじゃ……」
大丈夫です。無在庫転売はamazonでは禁止されていません(メルカリやヤフオクでは禁止です)。しかも、予約商品であれば手元に商品がなくて当然です。
amazon自体も予約を取って販売をしているので、規約には全く問題はありません。
この予約転売ができるようになれば、手元の資金が少なくても仕入れることができますし、延々と店舗を巡ってリサーチをする必要はなくなります。
販売日に商品が到着したらすぐに発送する必要はありますが、発送作業するのは発売日だけなので、かなりの利益と時間が生まれるようになります。
商品によっては1商品で100万円以上利益が出せる物もありますので、予約転売専門の転売屋もいるぐらいです。
転売(せどり)にこだわる場合、現在では、これが転売(せどり)の最終形態と言えるでしょう。
しかし、無在庫転売や予約転売はamazonの規約では禁止されていませんが、発送遅延などのトラブルが多く、amazonアカウント停止・閉鎖リスクの高い手法です。
特に予約転売はメリットも大きければ、デメリットやリスクも大きい手法なので、詳しいことは以下の記事をご覧になり、十分注意して行ってください。
amazon転売(せどり)ビジネスの2つの大きな壁を打ち破る
では、amazon転売における販売手法の最終形態をイメージしながら、来るかもしれない「壁」を考え、打ち破る方法を考えていきましょう。
【第1の壁】時間と体力の壁を打ち破る
amazon転売(せどり)ビジネスをされている方々の手法は様々ですが、デメリットに関してはだいたい共通しています。
そのなかの1つがライバルとの過当競争とリサーチ地獄です。
単純転売(せどり)では時間と体力の壁は避けられない
特に単純転売(せどり)は、リサーチをやり続けなければ利益が生まれません。
リサーチをするからこそ、利益の出る商品を見つけることができますよね。
ならば、今よりも利益を増やしたいと考えた時の単純な方法は、リサーチの数を増やすことです。
1日1時間のリサーチで月の利益が5万円とします。
単純計算で月の利益を10万円にするためには、1日2時間のリサーチをする必要がありますよね。
当然、リサーチが増えれば、それに比例して扱う商品数も増えてきます。
扱う商品が増えれば増えるほどリサーチ以外にも、FBA倉庫までの配送・梱包や帳簿などの作業も多くなってくるはずです。
そこで見えてくるのが時間や体力という「壁」です。
仕事に使える時間や体力には限界があります。
会社員であれば、自分が体調を崩して休んだとしても誰かがカバーしてくれたり、有給を使えたり出来るかも知れません。しかし、amazon転売ビジネスは自分の行動すべてが売り上げに直結してきます。
特に店舗せどりの場合は、体がしんどい中でも、転売のために店舗を歩き回る必要があります。
時間と体力の壁を超えるためには「外注化」は必須
すべてを1人でこなし限界を感じ始めた時に利益が伸び悩み、ますます悩みます。
そして、amazon転売ビジネスをしている人が、皆共通して考えることが「外注化」です。
- リサーチを委託する
- 検品を委託する
- 梱包を委託する
- 発送を委託する
以上が転売(せどり)で可能な代表的な外注化できる作業です。
ただ、依頼主も人間ですし、外注依頼先も人間です。
そうなると次に問題となるのが、外注先との人間関係です。
第2の壁:外注先との人間関係構築
時間と体力の壁を超えようとしたら、間違いなく皆外注化を検討します。
作業を外注するといいうことは、少なくとも外注先との人間関係ができるということです。
しかし、楽になりたくて外注化したのに、今度は外注先との「人間関係」が構築できずに苦しむ人が案外多いです。
リサーチの外注化には、ランサーズやクラウドワークスなどのSOHOサイトで募集をかけることが多いでしょう。
そして、1回で相性の良い優秀な人と出会えるとは限らず、何度も試用期間を設けて契約をして、仕事ができる人を見つけなければなりません。
最初からいい人が見つかったら奇跡と思ってください。
外注化の道のりは簡単ではありません。
普通の企業の採用であっても「面接や履歴書とは違った」ということが起こってしまうことは多いですが、業務委託の場合でも起こり得るのは当然です。
そんな状況に陥るので「やっぱり1人の方が楽!」と外注化をやめてしまう人も大勢います。
さて、この外注化停止の選択は正しいのでしょうか?
外注化をすれば楽にはなります。
しかし、外注化した分の人件費はかかりますし、量が増えればさらに人を増やさなければいけなくなります。
コミュニケーションもうまく取れないストレスも発生します。
でも、外注化はやめないでください。
ビジネスに壁はつきものです。
壁にぶつかったときに考えていただきたいのが、amazon物販の最終形態です。
転売(せどり)でもメーカー仕入れでも、最終形態を考えているのと考えていないのでは「壁」が見えたときの改善方法が変わってきます。
外注化の方法は様々ありますが、将来の利益を考えてあきらめずに自分に合った行動をしてください。
トライ&エラーです!
外注化に関して興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
amazon転売(せどり)ビジネスの「壁」をなくす方法はメーカー仕入れ
ここまではamazon転売(せどり)ビジネスで、ほとんどの方が経験する「壁」のお話をさせていただきました。
もし、将来的に「壁」が来たとしても、事前に壁と目指すべき最終形態を知っておくことでダメージを少なくできます。
外注化についても紹介しましたが、実は単純転売(せどり)で外注化をしても費用がかかるだけで、根本的な解決にはなりません。
根本的な解決方法は、最初から最終形態に取り組むことです。
私がおススメするのは、メーカー仕入れです。
転売(せどり)は常に仕入れ商品をリサーチし続ける必要がありますが、メーカー仕入れの場合、リピート発注ができる商品が多くなれば、時間にゆとりができますし、安定した利益が出ます。
メーカー仕入れでも外注化を検討することはありますが、外注化しなくても、いかに転売(せどり)より時間的余裕が生まれるか実践するとわかるかと思います。
リサーチをし続けてもリピートはできない「転売(せどり)」と、リサーチをしなくてもリピートができる「メーカー仕入れ」。
この記事を読んでいるあなたはどちらが良いと思いますか?
メーカーから直接仕入れすることができれば、amazonでの独占販売もできます。
「私には無理」と思わないでくださいね。
メーカー仕入れの初心者から独占契約ができた方もいます。
副業でも、個人事業主でも、メーカーからの直接仕入れは確実にできます!
興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
最後に
本日は、amazon転売(せどり)など、物販をしていると必ず訪れる「壁」についてお話しました。
私は単純転売で大きく利益を出すことができましたが、いくら利益があっても家族との時間や、自分の趣味に使える時間もありませんでした。
そのため、「いつまでこの状態を続ければいいのか……」と精神的に参っていた時期がありました。
メーカー仕入れをしている今となっては、長期的に安定した利益を出せていますし、毎日を自由に過ごす事も出来ています。
時間と収入の2つがあってこそ、人生はより豊かになると思いませんか?
このブログを通じてあなたの理想がどこなのかをもう一度考えていただき、これからの行動につながっていけば幸いです。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
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