こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の石井です。
せどり・転売には、様々な販路がありますが、私ははっきりと次の理由からamazonを販路とすることをおすすめします。
- amazonの巨大な集客力を活用できる
- 商品の発送はamazonが迅速に自動対応
- 自宅や事務所で在庫を持つ必要がない
- カスタマー対応・返品返金までamazonが対応
- 商品ページを作成する必要がない
- 販売個数をデータで正確に予測できる
- 利益計算も簡単だから赤字リスクが少ない
特にせどり・転売初心者の方は、作業が圧倒的に効率化できるamazonをおすすめします。また、すでに他販路でせどり・転売をやっている方にもamazon販売への移行がおすすめです。
ただし、amazonを販路とする場合は、価格競争が起きやすいなど様々な注意点に対する対策も欠かせません。
そこで、今回はせどり・転売ならamazon販売がおすすめな理由と具体的な開始準備、仕入れから販売までの手順、失敗しないための対策について解説します。
これからせどり・転売を行う方は、この記事だけでamazon販売を理解できるので最後までご覧ください。
目次
初心者が効率的に稼ぐならamazonをおすすめする7つの理由
冒頭でお伝えした、せどりや転売でamazonをおすすめする主な理由について詳しく解説します。
amazonは多くの人が勝手に集まる集客力を利用しながら作業を省力化して効率的に稼ぐことができて、しかも確実に利益と販売個数を予測できることがポイントとなります。
以下、詳しく解説します。
amazonは勝手に人が集まるから売れやすい
amazon販売の最大のメリットは、何と言ってもamazonのブランド力と集客力をそのまま使えることです。つまり、勝手にヒトが集まるから出品した商品が売れやすくなるのです。
2022年度のamazonの日本市場における売上高は、過去最高となる3兆1958億7600万円(1ドル131円換算)でした。
上記のグラフを見てもわかるように、amazonの日本市場の売上高は年々成長を続けており、2022年は前年比25.9%増でした(米amazonの年次報告書による)。
また日本人の3人に1人が、amazonで商品を購入したことがあるとも言われています。
少なくともamazonを知らない日本人はほぼ皆無でしょう。
CM効果もあり、幼児やおじいちゃんおばあちゃんでも知っているamazonです。
amazonはそれだけ巨大なプラットフォームであり、ほとんどの日本人が利用しています。
せどり・転売をするのであれば、勝手に人が集まってくるamazonを利用しない手はありません。
発送作業がゼロになる
amazonには、FBA (Fulfillment By amazon)という発送代行システムがあるのですが、これで自分の発送作業をゼロにできます。
せどり・転売というと、「梱包や配送がめんどくさそう」というイメージを持たれている方も多いでしょう。
しかし、上の図を見てもらえばわかるように、受注管理、在庫の保管、商品の梱包や発送、返品などカスタマー対応などはすべてamazonがやってくれます。
受注から発送まで全部1人でやろうとしたら、とても時間が足りません。特に本業は平日会社員である副業の方は無理です。
amazon FBAを利用するのはとてもメリットが大きいです。少なくともamazon販売をするならFBAは絶対に利用しましょう。
amazon FBAについては、以下の記事も参考にしてください。
自宅や事務所で在庫を持つ必要がない
上図を見てもわかるように、amazonはFBAを利用すれば商品をFBA倉庫に預けることができるので、自宅や事務所で在庫保管スペースが必要ありません。
在庫・受注管理もamazonでやってくれます。
そのため在庫を保管する管理の手間とコストを省くことができるので、初心者の方も安心して取り組めます。
その分、FBA利用時は在庫保管料がかかってきますが、自分で倉庫を持つことに比べれば遥かに安価です。
せどりで倉庫を持つことについてと、そのデメリットについては下記の記事も合わせてお読みください。
クレーム対応・返品返金までamazonが対応
上図を見てわかるように、amazon FBA側に一任できるのは発送作業や在庫管理だけでなく、クレームなどカスタマー対応も含まれます。
amazon以外の販路を経験した方であればご存知と思いますが、実際のクレームや返品対応、お客様からの問い合わせ対応は相当な時間を取られます。
時間的にも精神的にも疲れるので、特に副業の方は時間の確保が難しいでしょう。
お客様から直接問合せがくることはありますが、基本的にはamazonのカスタマーセンターに誘導するだけなので、負担がありません。
詳細は以下の記事をご覧ください。いかにカスタマー対応を丸投げできるのがありがたいか実感できるかと思います。
商品ページを作成する必要がない
amazonの場合は、自分で商品ページを作らずに、すでにある商品ページを使って商品を出品することができます。
これを相乗り出品と言いますが、これができるプラットフォームはamazonだけです。
自分でネットショップを開設する際には、商品ページを1から作ったり、広告費をかけたりと集客の作業は多岐にわたります。
また、楽天やメルカリ、ラクマ、ヤフオクなどで出品する際も商品ページが必要になります。メルカリやヤフオク転売など経験した方であれば、その手間は実感しているでしょう。
しかし、amazonで販売をすることでamazonの商品ページの集客力をそのまま利用できます。
つまり、手間をかけることなく集客力の高い場所で商品を販売することができるのです。
販売個数を正確に予測できるから過剰在庫を抱えない
amazonでの販売時には、Keepa・キーゾンといった有料ツールを使って、せどり・転売商品の売れ行きを簡単に確認することができます。
そのため、過剰在庫を抱えなくてよくなります。
具体的には、Keepaの場合は以下のグラフで、amazonランキングや価格推移、月間販売個数などが読み取れるので、仕入れ判断の目安を判断できます。
Keepaと連携して利用できるキーゾンについては、表で月間販売個数をたしかめることができます。
上記の表であれば、だいたい月間の販売個数は55個と推測できます。
ライバルとなる相乗りセラーが4人いれば、自分は月間で55÷(4+1)=11個販売できると予測できます。
このように売れ行きを簡単に把握できるので、安心して適量の個数を仕入れることができ、過剰に在庫を持つリスクを極限まで減らすことができます。
keepaやキーゾンについては下記の記事でも詳細に解説していますので、よろしければ確認してみてください。
利益計算も簡単だから赤字リスクが少ない
せどり・転売商品を販売する際に重要なのが利益の計算ですが、amazon販売の際の手数料は正確に計算すると複雑なところがあります。
しかし、amazonには、
という便利な無料ツールがあります。
このFBA料金シミュレーターに仕入値や販売予定価格を入れると、amazonへ支払う手数料やFBA配送料などを自動計算をしてくれますので、一発で利益の計算ができるのです。
売れ行きの確認や、利益計算もせどりや転売などの物販では絶対欠かせない作業です。
これらを効率的に調べられることで、労力を大幅に軽減できるでしょう。
amazonせどりの開始準備3STEP
「amazonで販売する!」と決めたら、早速amazonでせどり・転売商品を販売する準備を始めましょう。
まずは、これからamazon販売を始める人に向けて、必要な作業環境や、amazon出品アカウントの開設についてお伝えします。
もちろん、すでにせどり・転売を始めていて、amazonの出品アカウントを持っているという方は読み飛ばしていただいて構いません。
【STEP1】必要なものを準備する
せどり・転売に必要な物と作業環境についてはいろいろありますが、最低でも次のものを用意しておけば、すぐに始めることができます。
ただ、パソコンやネット環境、Gmailなどはすでに持っている方も多いでしょうから、全部をすべて新しく揃える必要はありません。
- 手持ちの現金(50万円程度を推奨)
- パソコン(WindowsでもMacでも可。処理速度が高い方がおすすめ)
- ネット環境(光回線の方が通信速度の点でおすすめ)
- Googleアカウント、Gmail
- クレジットカード(限度額大きめ推奨)
- せどり・転売専用の銀行口座(資金管理が楽になります)
- 古物商許可証
これからせどり・転売をスタートするなら、これだけで十分です。
しかし、クレジットカードについては、楽天カードはせどり目的の利用が禁止されているので注意してください。
また、せどり・転売を初めて実践する方が「何それ?」と思うのが古物商許可証明ではないでしょうか?
古物商許可とは、中古品を仕入れ、販売を行って継続的に利益を得る営業活動をする際に必要な許可のことです。
不用品をメルカリ等で販売する程度であれば、継続的に利益を得る営業活動には当たりませんが、せどりや転売の場合は明らかに該当します。
古物商許可がないまませどり・転売行為をすることは違法となるので、必ず申請するようにしてください。
古物商許可の申請方法は次のとおりです。
申請場所 | 営業所の所在地を管轄する警察署(防犯係) |
手数料 | 19,000円 |
必要書類(個人) |
|
必要書類(法人) |
|
決して難しい申請ではないので、せどりや転売を行う方は早めに済ませておきましょう。
ただし、メーカーから直接商品を仕入れるメーカー仕入れについては新品しか扱わないので、古物商許可は不要です。
古物商許可の詳細については、以下の記事を参考にしてください。
なお、上記で紹介したもの以外に、以下の記事や動画で紹介した物も揃えておくと、より便利なので、詳細を知りたい方は参考にしてください。
【STEP2】主な仕入れ先を決める
せどりや転売については、販路はもちろん、仕入れ先や仕入れ方法も決めないといけません。
仕入れ方法は、大きく分けて次の4パターンがあります。
仕入れ方法 | 主な仕入れ先 | 特徴 |
電脳せどり | 楽天、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、メルカリ、ラクマ、ヤマダモール、ビックカメラドットコム、ブックオフオンラインなど国内ECサイト全般 |
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店舗せどり | ヤマダ電機、イオンモール、ブックオフ、トイザらス、カインズ、ドン・キホーテ、コストコなどの実店舗 |
|
中国輸入 | アリババ、タオバオなど中国系ECサイト |
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欧米輸入 | amazon.com、eBayなど海外ECサイト |
|
詳しくは、以下の記事をご覧になり、自分に合う方法を選んでください。
ただ、せどりや転売とは違う方法ですが、後述するようにメーカーと直接取引して商品を仕入れるメーカー仕入れという方法もあります。
【STEP3】amazon出品者用アカウントを作成する
次にamazon出品アカウントの開設をしましょう。
「え、持ってるよ」という方は、もしかして購入用のアカウントではないでしょうか?
出品用と購入用は別なので、これからamazon販売を始めるなら、新たに出品用のアカウントを開設する必要があります。
amazonの出品アカウントの開設はすごく簡単なので、以下の動画や記事を参考にしながら開設してしまいましょう。
なお、以下の動画や記事に解説している通り、必ず小口出品ではなく大口出品で登録するようにしてください。
amazonせどりの商品仕入れから販売までの全手順7STEP
amazonでせどり・転売を始める準備ができたら、早速実践してみましょう。
次の順番で進めるようにしてください。
- 商品リサーチで価格差のある商品を探す
- 利益計算して利益が出ることを確認する
- 商品が本当に売れるかどうか確認する
- ①~③を満たす商品を仕入れて検品する
- FBA納品する
- カートボックスを獲得して有利に販売する
- セラーリサーチで効率的に良い商品を見つける
- あとは②~⑦を繰り返す
では、この手順をもとにして具体的に解説します。
【STEP1】仕入れ先とamazonで価格差のある商品を探す
仕入れ先と販路で価格差がなければ利益が出ませんから、当然最初は価格差のある商品をリサーチします。
とはいえ、仕入れ先によってリサーチ方法は少し違うので、以下にまとめます。
電脳せどり |
|
店舗せどり |
|
中国輸入 |
|
欧米輸入 |
|
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
【電脳せどり】
【店舗せどり】
【中国輸入】
【欧米輸入】
【STEP2】利益計算して利益が出ることを確認する
先ほどもお伝えした通り、amazon販売はFBA料金シミュレーターを使って簡単に利益計算ができます。
そのため、価格差がある商品を見つけたら、必ずFBA料金シミュレーターを使って利益計算するようにしましょう。
特に、輸入商品の仕入れ価格については、海外送料、関税・消費税を考慮して利益計算するようにしてください。
FBA料金シミュレーターの使い方は、以下の記事で詳しくお伝えしています。
【STEP3】ライバルセラーの商品の売れ行きを正確に観測する
利益計算で利益が出ることを十分確認したら、Keepaとキーゾンで商品や販売価格の売れ行きの推移などを確認するようにしてください。
Keepaやキーゾンの主な活用方法や登録方法についての詳細は、以下の記事をご覧ください。
しかし、Keepaやキーゾンは、目安としてはいいのですが、amazonランキングの変動を計測しているので、精度に限界があります。
ランキングの波1個につき商品が1個売れたとカウントするので、短期間で商品が何個も商品が売れてもランキングの波が1個であれば、1個としかカウントされません。そのため、実際の販売個数より少なく仕入れてしまい、販売機会を逃す可能性があります。
Keepaを導入していれば、ライバルセラーの在庫数が表示されるので記録がしやすいです。
実際の売れ行きを観測するので日数はかかりますが、正確な判断ができるので、最終的な仕入れ個数判断時は定点観測をするようにしましょう。定点観測については、以下の記事をご覧ください。
【STEP4】商品登録、仕入れ、検品確認をする
リサーチした商品が十分利益が出ると確認して、定点観測で月間販売個数をつかめたら、商品登録を済ませてから商品を仕入れて検品します。
仕入れ前に商品登録するのは、仕入れようとしている商品に出品制限がかかっている可能性があるためです。
出品制限があれば、商品を仕入れても出品できないので、損失になってしまいます。
そのため、必ず商品登録して出品制限がないことを確認してから商品を仕入れるようにしましょう。
商品を仕入れたら、FBAに納品する前に次のように検品はしっかり行うようにしましょう。商品不良や偽物を販売した場合は、amazonアカウント閉鎖のリスクが高くなります。
- 商品は動作するか?
- 部品が欠けていないか?
- 商品に傷や汚れはないか?
- 化粧箱など外観に傷や汚れがないか?
- そもそも本物か?
- 型番は違っていないか?
検品を確認する方法としては、自分で行う方法と配送代行会社に委託する方法があります。
もし、配送代行会社にFBA納品を代行する場合は、検品までやってもらえるかどうか確認するようにしてください。
なお、中国輸入ビジネスの場合は、検品を委託できる輸入代行業者もいるので、確認するようにしましょう。
【STEP5】FBA納品する
商品に問題がなければ、実際にFBA納品をします。
具体的な手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
最初は慣れないかもしれませんが、以下の記事を読みながら進めていけば十分対応できるでしょう。
要期限管理商品、危険物、セット商品などを含めて、納品作業を続けていくうちに次第に慣れてくるのでご安心ください。
【STEP6】カートボックスを獲得して圧倒的有利に販売する
商品を出品したら、カートボックスを獲得して、有利に販売していきましょう。
カートボックスとは、上記のようにamazonで買い物する際にお馴染みの「カートに入れる」ボタンのことを指します。
amazonは「1商品1商品ページ」のルールがあるので、カートボックスを獲得できるセラーは基本的に1人です。
そのため、カートボックスを獲得できるかどうかが、商品の売れ行きを大きく左右します。
カートボックスを獲得するためには、大口出品、FBA出荷を前提として、まずは販売価格を他のFBAやマケプレプライム出品者の最安値に合わせることです。
プライムマークのない自社出荷の出品者の販売価格は無視して構いません。
そして、在庫を切らさないように、商品の在庫がなくなりそうになれば追加仕入れをするようにしましょう。
詳細については、以下の記事をご覧ください。
なお、上記のようにしても、なかなかカートが獲得できないことがたまにありますので、その場合の対策は以下の記事をご覧ください。
この記事に書いてあるような対策をすれば基本的にカートボックスは獲得できるようになりますのでご安心ください。
【STEP7】セラーリサーチで効率的に良い商品を見つける
利益の出る商品が見つかったら、引き続き儲かる商品をリサーチすることも大事ですが、同時に儲かる商品を出品しているセラーもリサーチしましょう。
セラーリサーチによって、派生的に儲かる商品を効率的に見つけやすくなります。
以下の記事や動画は、メーカー仕入れ用に記載していますが、手順はほとんど一緒なので参考にしてください。
あとは、一連の作業を繰り返してどんどん稼ぎましょう!
amazonせどり・転売で失敗しない10個の注意点と対策
以上、amazonでせどり・転売をする場合の全手順についてお伝えしましたが、失敗を防ぐために次の点は注意して実践するようにしましょう。
amazon本体の出品していない商品を選ぶ
上の図のように、Keepaのグラフがオレンジ色になっている場合は、amazon本体が出品していることを示すので仕入れを避けた方が無難です。
amazon本体が出品していると、カートボックスはほぼamazonが独占してしまい、ご自身がほとんどカートを獲得できなくなるためです。
出品者が2人以上の商品を選ぶ
Keepaやキーゾンを使ったリサーチでもう1点注意深く確認した方がいいのが出品者の数です。
というのも、出品者が1人の場合は代理店が独占販売している可能性があり、気付かずに出品すると商標権/知的財産権の侵害に問われる重大なミスとなるので注意してください。
この場合、真贋調査が来て改善計画書を求められ、審査をパスできなければアカウント閉鎖に至るので十分注意してください。
また、現在の出品者だけでなく、過去の出品者の推移も必ず確認してください。出品者が1人の期間が長い商品は、独占販売商品の可能性が高いです。
無駄な価格競争を避ける
先にお伝えしたように、amazonで商品を販売するにはカートボックスの獲得が重要ですが、だからといって必要以上に価格を下げることは避けましょう。
初心者の方ほど、商品が思ったように売れずに安易に価格を下げてしまいがちです。
しかし、他のセラーはプライスターのような自動価格追従ツールを利用していることが大半なので、すぐに販売価格を下げてきます。
そのため、また価格を下げて、ライバルにすぐに追いつかれ……を繰り返して最悪価格崩壊に至ります。
こういったことがないように、販売価格の値下げには慎重になってください。
どうしてもカートが獲れないなら販売価格を一時的に下げるのもありですが、商品が販売できたことを確認したら、すぐに販売価格を戻すようにしましょう。
価格競争が起きない対策をする
自分が価格競争に気を付けて販売価格を保っていても、他のライバルセラーが値下げしてくることは十分考えられます。
特にライバルの出品者が増加すると、この傾向が強くなるので、次の対策を行うようにしてください。
- プライスターで販売価格の下限を定めて、赤字ストッパーの設定をする
- 賞味期限のある商品や危険物、小型商品などライバルが避けがちな商品を出品する
とはいえ、このような対策をしてもamazonでは100%価格競争を防ぐことはかなり厳しいでしょう。
しかし、せどりや転売ではなく、メーカー仕入れであれば、メーカーと交渉することで販売者を限定化して出品者の増加を防ぐことも可能です。
自動価格改定ツールのプライスターについて、詳細を知りたい方は下記の記事も合わせてお読みください。
価格競争が起きたら赤字覚悟で売り切る
仮に価格競争が起きてしまい、販売価格が戻らなそうであれば、赤字覚悟で売り切ることも必要です。
特に1ヶ月以上売れていない商品については、資金繰りなどを見ながら在庫処分を検討するようにしましょう。
安定供給できる仕入れ先を確保しておく
出品した商品の売れ行きが良い場合、在庫切れを起こさないように追加仕入れすることが必要です。
しかし、その際に仕入れ先に在庫がなく、商品を仕入れられなくなっている可能性がある点に注意が必要です。また、仕入れ価格が変動して利益が出なくなっている可能性もあります。
このことから、なるべく安定供給できる仕入れ先を確保しておくことも重要です。
例えば、仕入れ先の店舗と付き合いを長くして優先的に仕入れられるようにしておくなどです。
ただ、せどりや転売では、この状態を作るのは相当の経験値と仕入れ先との信頼関係が求められます。
amazonアカウント停止・閉鎖に気を付ける
amazon販売でもっとも注意しなければいけないのがamazonの規約の遵守です。遵守できなければamazonアカウントの停止・閉鎖に至ります。
具体的には、次のようなことに注意してください。
- 検品を確実に行う
- 真贋調査に必要な書類を保管するか用意できる体制を作る
- 違法行為をしない
- メーカーの独占販売商品を出品しない
- 消費者からの問い合わせは24時間以内に返信する
- さくらレビューの厳禁
- 複数アカウントを作成しない
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
送料・手数料を抑える工夫をする
利益率を高めるために、送料・手数料を抑える工夫をしましょう。
例えば、次のようなものです。
- 利益計算をしっかりと行う
- 大型商品は特に注意して利益計算する
- 小型商品は小型軽量商品プログラムの登録をする
- FBAパートナーキャリア・ヤマトオプションを利用する
- 長期的に売れない商品は在庫処分する
もし、売上の割に思った以上に利益が出ていないと感じたら、以下の記事を参考にして対策をするようにしてください。
管理帳簿で売上・在庫・資金繰りを一元管理する
せどりや転売に限らず、物販は数字が命になります。
具体的には、
- 「売上管理」
- 「在庫管理」
- 「資金繰り」
つまりキャッシュフローの状態を可視化することが大切です。
苦手とする人は多いですが、何となく把握する程度ではうまくいかないので必ずキャッシュフローの管理は習慣化するようにしましょう。
そこで、「EC STARs Lab」のメンバーが愛用して、確実に成果に結びついている「神の管理帳簿」を差し上げます。
⇒⇒神の管理帳簿
「仕入表」「在庫表」「売上表」の3つがひとつに構成されており、キャッシュフローを一元管理できるのでとても便利です。お世話になった公認会計士の方からいただき、多くのコンサル生が愛用しています。
一度使ったら手放せなくなるくらい重宝するので、ぜひ活用してください。
活用方法は、以下の動画をご覧ください。
目標を達成するための必要資金を明確にする
せどり・転売で成果を出すためには、目標の月利を達成するための必要資金を明確にすることが大切です。
例えば、月利30万円を達成したいとして、そのための必要資金がいくらかすぐに答えられますか?
ざっくりした試算になりますが、amazon販売で月利30万円を達成したいなら150万円ほどの資金が必要です。
大まかな目安になりますが、目標月利の約5倍の資金は必要と考えてください。
せどり・転売を開始するなら50万円程度の初期資金が必要とお伝えしたのは、このためです。月利10万円を得る場合でも、50万円ほどの資金が必要になるのです。
目標を達成するためには、とても大事なことなので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
リスクなく安定的に稼ぐにはメーカー仕入れがおすすめ
ここまで、せどりや転売についてお伝えしてきましたが、メーカー仕入れも選択肢の1つとして考えることをおすすめします。
なぜかというと、ここまでお話した注意点をすべてクリアできて、リスクなく安定的に稼ぐことができるからです。
- 価格競争を防ぐことができる
- メーカーへのメール1通で安定的に商品を仕入れることができる
- amazonアカウント停止・閉鎖のリスクがほとんどない
メーカー仕入れというと、副業で始めたばかりの個人事業主では厳しいと思われがちですが、そんなことはありません。
そのため、せどり・転売からのステップアップとしてメーカー仕入れに移行するのもありですし、物販が初めてでもメーカー仕入れに取り組むのもありです。
メーカー仕入れの詳細については、以下の記事に詳しく掲載しているので、興味のある方はご覧ください。
最後に
以上、せどり・転売ならamazon販売がおすすめな理由と具体的な開始準備、仕入れから販売までの手順、失敗しないための対策について解説しました。
他にも知っておいてほしいことはたくさんありますが、この記事の解説通りにやっていけば、仕入れた商品をamazonで販売することができます。
ぜひ、本記事を参考にしながら、amazon販売に取り組んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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