amazon輸入転売ビジネス(せどり)の仕入れ数はどうやって決めるか?

こんばんは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

今日はamazon輸入・転売(せどり)ビジネスの仕入れ数の判断基準について解説します。

仕入れ数は曖昧な基準で判断するのは、余剰在庫もしくは在庫切れのリスクが発生するので少し怖いですね。

にも関わらず、仕入れ数の判断を迷いながらやっている方が少なくありません。

今回は実際に商品例をお見せして実演しながら、仕入れ個数を判断するやり方をお話ししていきますね^^

 

 

コレがamazon輸入転売(せどり)の基本の仕入れ数の判断基準!

amazon輸入転売(せどり)の仕入れ数の判断基準

では早速ですが、利益が出る仕入れ商品を見つけて、実際に仕入れるとします。

そうなると問題になってくるのが、実際に初回にどれくらい仕入れるかだと思います。

ただ、amazon販売の場合、「商品が月にどれぐらい売れているか?」ということを調べることができます。

自分も同じ商品を販売するなら、だいたいどれくらい売れているか調べて、仕入れ数を判断すれば、目安を判断できます。

Keepaとキーゾンで仕入れ数の目安を判断する

そこで、amazonの商品の売れ行きを確認して、仕入れ数を判断するために、まずはKeepa・キーゾンをチェックしてみましょう^^

Keepa・キーゾンについて、分からない方は下記の記事に詳細を書いていますので、合わせてご確認ください^^

amazon物販に必須のKeepa(有料版)とキーゾンの登録方法と便利な機能を図解で詳細解説!

 

amazon 転売 仕入れ

 

上図で、Keepa・キーゾンを確認すると平均月間販売数が38個です。

この商品を売っている人が、例えば7人とした場合、自分も入れると8人になりますから、38÷8=4.75で、ひと月あたり約5個ぐらい売れる計算になります。

2回目以降は実際に売れた数で仕入れ数を判断する

では、実際に商品を5個仕入れたとして、実測して1週間で5個売れたら、1ヶ月で4週として20個売れる計算になりますよね。

そして、2回目の発注も少し用心して、2週間分の14個だけ仕入れるとします。

そして、ちょうど2週間実測してみて10個売れたとなると、4週間で20個売れることはほぼ確定といえます。3回目の仕入れで20個発注してもいいですし、在庫切れを防ぐために1.5ヶ月分にして30個にしてもいいですね。

 

このようにして仕入れ数の判断をするのが、最もオーソドックスな仕入れの判断方法です。

中国輸入転売などをしていて仕入れ先と交渉ができ、かつある程度の資金がある人には、そんな負担にならないと思います。売れる実績が確実にわかったら「3ヶ月分の在庫を持つから卸値を安くして」といった交渉もアリです。

交渉方法としては「安くしてください!!」よりは「数量を多めに買うと安くなる可能性はありますか?」というような聞き方の方が確実ですよね。

 

 

以前はKeepa・キーゾンではなく、「モノレート」というツールが似た機能で無料であり、物販をしている方には心強いツールだったのですが、2020年6月でサービスが終了になりました。

amazonせどり・転売の必須ツール「モノレート」が終了でも大丈夫!代わりのツールを紹介します

 

 

【注意点】Keepa頼みのamazon転売の仕入れ数判断は間違っている?

Keepa頼みのamazon転売の仕入れ数判断

ただ、Keepaやキーゾンを用いた仕入れ数判断には注意点があります。。

Keepa・キーゾンの数は100%正確というわけではないということです。

 

Keepa・キーゾンと同じようなグーグルchromeの拡張機能で、「DELTA tracer」(デルタ)というツールもありますが、こちらも100%正確ではないです。

 

下記の記事でその理由についても説明していますので、確認していない方は一度ご覧になってみてください^^

amazon転売(せどり)のお役立ちツール12選を大公開します

 

データを信じ過ぎると、例えば月間販売数50個÷ライバルが60人としたら、割り切れないですよね。

月に1個も売れないという計算になります。

でももしその50個が間違っていて、実際は月に300個売れているとしたら、ライバルが60人いても売れていきますよね?

実際にKeepaやDELTA tracerでは、このような誤差とは言えないくらいのことが起きます。なぜなら、売れ行きのグラフの波形を計測しているだけなので、細かい売れ行きまでは判断できないのです。

ツールのデータは便利ですが、100%正しいとは思わないほうがいいです。

 

時間はかかるけどツールに頼らず定点観測をしてみよう

Keepaやキーゾンを使った仕入れ数判断は、「この商品は売れているか売れていないか? 仕入れた方がいいか」といった目安を時短で判断するには便利です。

しかし、Keepaやキーゾンで目を付けた商品については、ライバルの在庫数を「定点観測」して正確な販売個数を割り出し、仕入れ個数を判断することを心がけてください。

 

定点観測のやり方については、下記の記事で記載していますので合わせてご確認ください^^

少し時間がかかりますが、正確に仕入れ数の判断ができるので、より安心して仕入れができます。

amazon転売(せどり)の売上・利益を2倍にする方法と考え方

 

 

amazon輸入転売(せどり)で最低ロットがある仕入れ数判断は?

輸入転売(せどり)の最低ロットと仕入れ数の判断

次に、amazon輸入転売ビジネスをしていると、ロット数や仕入れ金額が決まっている場合、例えば30万円以上や300個以上などを一度に買わないといけない場合があります。

特に海外の商品を購入する際は、最低ロットの問題が結構起こります。

この場合は、どうすればいいでしょうか?

最低ロットが決められている商品こそ定点観測しよう

この場合、Keepa・キーゾンの平均月間販売数だけを見て、売れ行きを過小評価してしまい、このロットは買えないと諦める方が多いです。

 

しかし、先ほどお話したように、Keepaやキーゾンでは売れている商品ほどランキングの波を追い切れず、誤差が出やすいので正しく定点観測することが重要です。

自分で勝手にツールのデータの数量を信じ込んで、仕入れができないと思い込んでしまうと販売機会の損失につながります。もったいないですね、、、

 

例えばKeepa・キーゾンのデータ上では在庫の動きが少なすぎて売り切れるまで半年くらいかかるという目算だったとしても、ちゃんと「定点観測」したら、「意外と1ヶ月くらいでさばける数量かも?」「2ヶ月くらいあればいけるかもしれない!」ということもザラにあります。

 

1年くらいの期間がないと売れないと思っていたのが3ヶ月でさばける数量だったらどうしますか?

私だったら、他のセラーが1年だと思い込んで仕入れないなら自分は仕入れよう!と大きなチャンスと捉えるでしょう。

もちろん在庫の持ちすぎは良くないですが、間違ったデータで過小評価しているだけかもしれない、ということがあるので、ぜひ「定点観測」をしてほしいです。

そして、仕入れた後は、しっかり実際のご自身の販売個数を追って確実な数字を確認するようにしてくださいね。

ツールを使って効率よく定点観測しよう

定点観測は、少し手間に思えるかもしれませんが、ツールを使えば効率的にできる場合があります。

例えば、無料で使えるモノサーチという拡張機能のツールは便利です。

 

モノサーチは、在庫数を確認できるのですが、20個以上の在庫は反映されないようなので、数量が大きいとちょっとあてにならないところがあります。

 

他には、私も開発者の方をよく知っているのですが、在庫チェッカーという有料のツールがあります(現在は不定期でサービスを販売しています)。

こんな感じの画面ですね。

 

ライバルの在庫数の変動が見られたり、在庫数の30日予測数など色々機能があります。

1年間使い切りで、40,000円程度の価格ですが、とても便利です。

新規のユーザー数を制限しているので、常に募集はしていないようなのですが、在庫チェッカーの件で知りたいことなどがあれば、個別に私の方にご連絡いただければと思います。

 

※ただ、Keepaを導入すれば、セラーの在庫数はamazonの商品ページ内で表示されるようになります。こちらの機能を使って定点観測してもいいでしょう。

定点観測をしっかり行えていれば、大きいロットで買うこともできます。

ただそれでも「売れなかったらどうしよう。。。」「輸送中の船内で荷物が崩れ破損して売り物にならなかったらどうしよう。。。」と、当然不安になりますよね(^^;)

そもそもそういった不安を解消し、大きいロットで買うことを極力減らしたい場合はメーカー仕入れをおすすめします。

特に国内のメーカーであれば、輸送の心配はほぼないですしロットもそこまで大きくないケースがほとんどです。

上記のような失敗を経験したことがある方や、大きいロットで購入することに抵抗がある方は、メーカー仕入れも検討してみるといいです^^

 

 

 

最後に

ここまでamazon輸入転売ビジネスの仕入れ数の判断基準についてお伝えしてきました。

ある商品の月間販売個数がかなり少なく、ライバルの数が多くて割り切れないことがある場合や、輸入仕入先から大きなロットを提示された場合は、すぐにあきらめないようにしましょう。

しっかりとライバルの在庫数を見て「定点観測」をしてみてくださいね。

繰り返しになりますが、もしかしたらせっかくの利益が出る商品なのに販売機会を失っているかもしれませんので^^

 

それでもどうしても不安になって踏み出せない方は、転売(せどり)からメーカー仕入れに方針転換することもおすすめです^^

興味のある方はぜひ一度メーカー仕入れも検討してみてください^^

 

 

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
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ABOUT US

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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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