こんばんは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
amazon輸入転売でビジネスを行なっていくなら、必ず融資について考える時がくると思います。
融資については良くないイメージがあるかもしれませんが、これは別に悪い借金ではなく、売上と利益を大きく伸ばしていくために普通の企業も行っていることですよね。
私自身はこれまで5000万円以上の融資を引き出していますし、その経験談やコンサル生にも教えている最新の情報を詳しくお伝えしますね^^
目次
amazon輸入転売ビジネスで融資が必要な理由
最初にお伝えしたいのは、もちろん誰でも彼でも融資を受けることをオススメするということではありません。
しかし、amazon輸入転売ビジネスで、少しでも早くあなたの夢(目標利益)に大きく近づく手段はおそらく「融資」であることに間違いはありません。
身近な方に資金を都合してもらえるとか、家族に大きな額を借りられるとか、そういった恵まれた方もいるかもしれませんが、普通の方でしたら自力で資金を得るために努力するかと思います。
例えば利益率10%、amazon手数料4割で月利100万円を達成したいと考えたら、いくらの資金が必要だと思いますか?
理論上では500万円くらいの資金が必要になります。
月商1000万円ーamazon手数料400万円ー利益100万円=仕入原価500万円
*注意*
amazon手数料は販売手数料とFBA出荷作業手数料の合計ですので、販売価格により手数料がざっと2割~4割に変動します。
販売価格が低いもの、1000円台の商品などはamazon手数料が4割くらいでしょう。
また例えば月利30万円を達成したい場合、いくら資金が必要か考えてみましょう。
月商300万円ーamazon手数料120万円ー利益30万円=仕入原価150万円
*注意*
amazon手数料は販売手数料とFBA出荷作業手数料の合計ですので、販売価格により手数料がざっと2割~4割に変動します。
販売価格が低いもの、1000円台の商品などはamazon手数料が4割くらいでしょう。
仕入れ資金の試算方法は以前もお伝えしていますが、月利30万円を達成したい人は理論値で仕入れ資金が150万円は最低でも必要です。
そして、上記の計算式は理論値なので、実際は150万円×1.2-1.5倍の量の仕入れが出来たとき、初めて月利30万円を達成できます。(在庫が1ヶ月で全て売り切れるとは考えづらいので)
1.5倍だと225万円の資金が必要ということになりますね。
月利30万円というのは、会社を辞める一つのポイントとなる利益ですが、現金225万円を現時点で持っている方は少ないのではないでしょうか?
ちなみに利益率10%、amazon手数料4割で月利10万円を達成する計算式は下記です。
月商100万円ーamazon手数料40万円ー利益10万円=仕入原価50万円
*注意*
amazon手数料は販売手数料とFBA出荷作業手数料の合計ですので、販売価格により手数料がざっと2割~4割に変動します。
販売価格が低いもの、1000円台の商品などはamazon手数料が4割くらいでしょう。
こちらも1ヶ月で在庫が全て売れた理論値の数字なので、実際に月利10万円を達成できる方は現金50万円×1.2-1.5倍の量の仕入れを行なっています。
1.5倍だと75万円ですね。
なので、私としては、まず現金50万円をなんとか用意してもらって、その現金を使って、売上で60~100万円を達成し、その後に創業融資を受けて頂く形をコンサルでは取っています。
クレジットカードの締めと支払いの猶予を活かしたり、国内メーカー取引だと掛け売り(月末締めの翌月末払い)などの方法を駆使し、資金がなくても売上や利益を作ることは出来ますが、これはとても怖いことなので、現金で50万円持っていない方はコンサルを受けていません。
現金50万円を使って1年で月利100万円を達成する道筋は、下記の記事で説明しています^^
あなたに役立つ内容なので、必ず目を通してみてください!!
これを見ればまず創業融資が必要不可欠であることが理解できると思います。
創業融資というのは、日本政策金融公庫からお金を借りることができる制度です。
創業融資は、都道府県ごとや金融機関によって色々な制度がありますし、日本政策金融公庫でも地域によって多少異なってくるようです。
ちなみに沖縄県だけは沖縄振興開発金融公庫になり、申し込み書式も他の地域と違います。
また、公庫の創業融資を申し込む前に、県や商工会議所などが主催する起業塾や、創業融資計画書の書き方セミナーを受けることが必須、もしくは融資を受けるにあたって有利になる地域もあります。
お住いの地域ではどんなものがあるかまず調べてみるといいかと思います。
直接公庫に行く前に、そのような機関で相談をして自分のビジネスの説明をしたり、融資に通りやすい書き方を教えてもらったりすれば、自分自身の棚卸しができるというか、頭の中が整理されて実際の面談時に上手に伝えやすくなる効果もあるかもしれませんね。

実際の面談でamazon輸入転売ビジネスをどう説明するか?
ここからは実際の融資の面談事項についてお話しますが、日本政策金融公庫で面談するときの服装ですが、ちょっと迷ってしまう方もいるかもしれませんね。
が、スーツ、もしくはきちんとした印象で清潔感のある感じなら全然OK!です^^
あと服装以外では、ヒゲをきちんと剃るとか、爪を伸ばしすぎないとか、そういう当たり前の清潔感は必要かもです。
あと、一番気になるのは、amazon輸入転売ビジネスをどう話したらいいか?ということですよね。
面接時には下記のようなことを聞かれます。
「amazon輸入転売ビジネスを始めた経緯は何ですか?」
「何を販売しているんですか?」
「どのように販売しているんですか?」
「なぜこの融資の金額が必要ですか?」
「現在のビジネスの調子はいかがですか?」
他には、売上と利益や、取引先や件数など。
私は最初の融資を受ける時はメーカー取引ではなく、単なる転売の状態だったので、ちょっと困りました。
本業が福祉系だったので、ネットビジネスに参入した経緯とかも不思議がられてしまいましたし、、
なので、そういった意味でもビジネスを始めた経緯の伝え方はかなり重要だと思います。
ウソをつくことはしないほうがいいですが、自分がやってきたことの中から特に伝えたいことを抜き出してわかりやすく伝わるようにストーリーにするといいと思います。
amazon輸入転売ビジネスは、金融機関の方もざっくりとはわかっているかと思いますが、自分が熱意をもってこのamazonビジネスをやっているんだ、という熱い想いを表現した方がいいと思います。
それから、「amazon輸入転売ビジネスなので利益の出るもの何でも売ってます!」なんて言ったら絶対ダメですよ!
一発でアウトになります。。
私の場合は、転売で商品を色々扱っていたのもあるのですが、家業の事情もあり工具系が多かったので、「ビジネスを始めた経緯として、うちの父親が自営業で建築関係の仕事をしていたのですが、日本とアメリカの工具系の価格差を知ってビジネスになると考えました。これまで日本で販売されていたよりも安くヤフオクやamazonでご提供しているので、現在お客様に大変喜んでいただいています」というようなことを話しました。
色々な仕入先と取引をしている方は、ある程度メーカー数を絞って話したほうがいいかもしれませんね。
ピックアップしたメーカーのホームページを印刷したり、商品を見せたりして(印刷でも)こういう商材があってこういう特徴があって、これをこう販売することでお客様に喜んでいただいています、というようなことを具体的に説明できるといいと思います。
面談は融資が最大限下りるかどうか、かなり大事なところだと思うので、しっかり考えてシミュレーションするといいと思います。
何のためにこの融資額が必要かきちんと説明できるようにすることも大切ですね。
私の最初の融資の時は輸入でしたので、このように伝えました。
「今資金があれば数量をまとめて船便を使えるので、輸入時に支払っている送料が半分くらいになります。その結果利益がこれくらい上乗せされます。ただ船便は1ヵ月ぐらい時間がかかるので、その間のキャッシュが回りません。ですから、最低でも月商の2倍ぐらいの融資が必要です。月商が250万円なので500万円は最低でも必要です」
また、次のようなことも伝えました。
「今後、今の取引先にロットをかけた交渉を考えています。そうなると在庫を2〜3ヶ月分持つ必要があります。ですので、結果として売上の3倍ぐらいお借りできたらうれしいと思っています。金額としては800万円ぐらいで考えています」と面接官に話しました。
その結果満額の800万円の融資が1回目の融資でおりました。
私の時は誰もこういうことをアドバイスしてくれる人がいなかったので、直接公庫に行ってその時に聞かれたことを真剣に一生懸命答えた感じでしたね。
私自身は2年間なんとか頑張って続けたamazon輸入転売ビジネスの2期分の決算書がありましたので、実績ベースの融資を最初から受けましたが、コンサル生の方が最初に受ける融資としては、創業融資の方が多いです。
日本政策金融公庫は政府系の金融機関で公的な機関ですが、貸すことが仕事というか、公庫のルールに則って書類を作って説明をすれば、大丈夫だと思います。
私の印象では、割と丁寧というか優しい担当者が多い印象でした。
公庫の担当者も割り当てのノルマがありますし、これは、銀行・信金・保証協会も同じですね。
きちんと自分のビジネスのことを説明できることが大事ですが、売上がある程度立っていて、ある程度しっかりした常識を持って、なおかつ印象が良い普通の方なら問題なく通ると思っています。

amazon輸入転売で融資が不安な人はこう考える
創業融資を受ける実績の目安ですが、知り合いの融資の代行業者さんの話だと、売上60~100万円程度を2~3ヶ月継続できる程度だと融資が通りやすいそうです。
たまに、コンサル生の方でもそういう実績がなくても創業融資が受けられる方もいるのですが、通常はそのくらいの基準のようです。
実際どれぐらいの金額を受けられているかというと、実績のない方の創業融資だと、200〜300万円程度が一番多くて、400万円以上というのははあまり聞かないですね。
ただ実績ベースの融資、2期分の決算書がある方などだと、もちろんそれ以上借りられる人もいます。
あとは、お金を借りることに対しての恐怖感を持っている方が多いと思うのですが、車を買うときや家を買うときとかは当たり前にローンを組んだりするのに、ビジネスに対する融資にはすごく偏見というか怖さがあるみたいですね。
ちょっと金利や返済額について、分解して考えてみましょう。
金利は日本政策金融公庫で最初は大体1.5%前後くらいです。
200万円借りれて、5年返済の場合:
(融資は5〜10年で返済します)
200万円×金利1.5%=1年で3万円の利子
3万円÷12ヶ月=1ヶ月で2500円の利子
5年=60ヶ月
200万円÷60ヶ月=1ヶ月3.3万円の返済
3.3万円+1ヵ月の利子2500円=35500円
どうですか?
これぐらいの金額はamazon輸入ビジネスをしっかりしていたら返せる額ですよね?
しかも、毎月返済するので、掛かる利子は徐々に減ります。
こうやって冷静に考えてみると、大したことないですよね。
むしろ融資を受けないほうがおかしいぐらいだと思います。
だって自分で200万円貯めてからやろうなんて考えていると何年かかるんですか、という話です。
例えば月利100万円とか目指してる人で、早く500万円貯めようと思ったら、それを目指してる間にamazon輸入転売ビジネスの状況が変わってしまって手遅れになってると思います。
なので、私は融資は大事だと、ひたすら言っています。
もちろん何度も言いますが、誰でも受けるべき、なんてことではなくて、その前の段階でしっかり継続して利益を出せて、ちゃんとした考え方を持っている人、というのが大前提になりますが、それができていれば、融資で飛躍的に伸びる方が多いです。
この35500円が大きいかどうかといえば、ビジネスに自信があるかどうかだと思いますが、その自信というのは、例えば3ヶ月間継続して月商60~100万円程度を継続してできていた方ならもう自信がありますよね。
もっと資金があれば伸ばせると思っているはずです。
創業融資では売上額が一番大事
例1:売上100万円、利益率30%、利益30万円
例2:売上300万円、利益率10%、利益30万円
この上の例は両方とも利益が30万円になっていますが、売り上げ100万円と売り上げ300万円はどちらの方が多くお金を借りれると思いますか?
答えを言いますと、融資を受ける時は、例1の「売上100万円、利益率30%、利益30万円」よりも「売上300万円、利益率10%、利益30万円」の方が多く借りられるということになります。
確かにビジネス的には例1の利益率のいいほうがいいと思いますし、売り上げが3000万円とか大きくなってくるとまた違ってくるかと思いますが、融資を受ける最初の段階では売上が一番大事で、そのほうが多く借りられると思います。
実際私の時は、ちょうど例2のような「売上300万円、利益率10%、利益30万円」の状態だったのですが、これで800万円借りられました。
他の方やコンサル生からもヒアリングしてきましたが、売り上げが大きい方が融資の額も大きくなるということがわかっています。
ただ、融資を受けた後もずっと利益率が低い状態でやってほしいということではないですから、そこは絶対に勘違いしないでほしいです。
amazon輸入転売ビジネスは正直お金がないとやっていけないビジネスです、今回お話したことをしっかり考えて行動してもらえたらな、と感じます。

まとめ
いかがだったでしょうか?
長くなりましたが、私は長年amazon輸入転売ビジネスをやってきて、融資は必ず必要だと思っています。
あまり、お金の部分を話しすぎると自分には無理だと思って引いてしまう方もいるかもですが、恐怖感があるなら何が怖いかしっかり考えて、返済額が心配なら具体的に計算してみましょう。
そうすると、案外大したことではないです。
たくさんの人が敬遠することを冷静に考えてみて、実行できた方が勝ち!だと思いますよ^^
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。
融資については過去に下記のような記事も書いていますので、ご参考ください。
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